不安で仕方ないですよね・・・。
タダでさえ妊娠中って病気に対して、すっごく敏感なのに。
薬も飲めるものは限られてるし。とりあえず産むまでは病気にかかりたくないと思っているのに。新型コロナウイルスってなんなのよーーー。ですよね。
妊娠していなくっても恐怖なのに、自分よりも自分がコロナウイルスに感染してしまったらお腹の赤ちゃんはどうなるの?って不安しかないですよね。
そんな不安を少しでも解消する為に、疑問に思うことまとめてみました!!
少しでも気持ちが楽になりますように・・・。
Contents
妊娠すると免疫力が低下するっていうけど、妊婦はコロナウイルスに感染しやすいの?
確かに、妊娠すると免疫力が低下します。
免疫細胞が赤ちゃんを“異物”とみなして攻撃しないようにするためです。そのため妊娠中は、菌やウイルスに対する抵抗力が弱くなっているのは事実です。
しかし、新型コロナウイルスが特別に妊婦にかかりやすいといった報告はないそうです。
妊娠中に新型コロナウイルス感染症にかかる率は一般の方と同じです。しかも、妊娠中の重症化についても一般の方と同じかむしろ低い値が報告されています。
日本産科婦人科学会からの報告でした。
妊婦がコロナウイルスに感染したら薬はあるの?
残念ながら、コロナウイルスに有効的だと言われている薬
『アビガン』は妊婦さんは使えないそうです。
胎児への副作用の可能性があることから、妊婦は使用できないそうです。
仕事している人は、在宅勤務ができるように、とりあえず外出を避けるように心がけてみてください。
ニュースでもやっていました、妊娠中なのに人でが足りないからと、自分が休んでしまうと他の人がもっと大変になるからと言っていた看護師さん。大変だとは思いますが上司の方から休みなさいと言ってあげて欲しいですね!
もし妊娠中にコロナに感染してしまったら赤ちゃんへの影響はないのですか?
今現在の報告では、赤ちゃんの先天性障害や流産のリスクが高いという報告はないそうです。妊娠初期の時に感染した例はまだ出産に至っていないので分からないそうです。
しかし、2016年に流行したジカ熱に関しては、赤ちゃんの先天性障害や流産のリスクが高いとする報告はなかったそうですよ!
妊娠中でも胸部のレントゲン・CT撮影はしても大丈夫ですか?
胸部の場合は、妊娠中(初期・中期・後期)どの時期であっても検査をしても大丈夫です。胎児に影響を与える可能性は極めて低いと考えられています。
妊婦がコロナに感染しない為の予防対策とは?
妊婦さんに限らず、マスクをつけることも大事ですがもっと大事なのは手洗いです。マスクは手についたウイルスを直接口や鼻を触り粘膜に入るのを防ぐためだけです。もしくは自分が菌を持っていたら拡散しない為のものです。マスクよりも手洗いがすっごく重要なんです。
小児科の先生にもいつも言われていました。うがいをしなくてもいいから手洗いだけはしっかりしてくださいと!どんなウイルスだって手洗いが一番重要なんですって!
アルコール消毒はウイルスを死滅させることはできないけれど、かなり抑えてくれるそうです。
手を洗った後に、アルコール消毒をするように心がけてくださいね!
あとは、換気も重要です!『日中は2~3時間ごとに窓や扉を開けるなどして部屋の空気を新鮮に保ちましょう』
コロナウイルス予防にアルコール消毒とはどんなものを選ぶ?類似品どう見極める?
コロナウイルスを含めウイルスや細菌の除去にアルコールは効果があるとされていますが、肝心なのは含まれている濃度です。最も適しているとされるアルコール濃度は70~80%程度。
厚生労働省は同省ホームページ「新型コロナウイルスに関するQ&A」の中でも、「アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています」と表記されています。
実際に販売されている商品では、健栄製薬「手ピカジェル」は(76.9~81.4vol%)、サラヤ「ハンドラボ 手指消毒スプレーVH」は(76.9~81.4vol%)
アルコールが入っているから大丈夫ではなく、購入する前に必ず濃度表記を確認してください。アルコールと書いてあると品薄状態なので飛びついてしまいたくなりますが、コロナに有効的な濃度は70~80%です。
ちなみに、アルコール濃度が高ければいいって問題ではないみたいです。極端に言えば、アルコール100%であれば消毒・除菌効果はあってもウイルスを除去しきる前に蒸発してしまう可能性があるそうですよ!アルコール消毒を購入する場合は濃度に注目してみてくださいね!
妊婦さんがコロナウイルスに感染しない為のまとめ
・妊婦さんだからと言って、コロナウイルスに感染しやすいということはありません。感染する率は一般の方と同じです。感染してしまった場合でも妊婦だからと言って重症化するわけでもなくむしろ低い!
・残念ながら、妊婦さんは抗インフルエンザウイルス剤『アビガン』は使用できません。
・ママがコロナウイルスに感染したとしても、赤ちゃんの先天性障害や流産のリスクが高いという報告はないです。妊娠中でも胸部のレントゲン・CT撮影はOKです。
・妊婦さん関わらず、コロナ予防対策としてマスクよりも手洗いをしっかりしましょう!できればアルコール消毒も。換気は2~3時間に一度です。
・コロナウイルスを含めウイルスや細菌の除去にアルコールは効果があるのは、アルコール濃度は70~80%です!類似品に注意しアルコール濃度を確認してから購入しましょう!
早くコロナウイルスが終息し、いつもの日常が訪れますように・・・